こんにちは。
Graging Toolsです。
みなさんは、本革のバッグを愛用していますでしょうか?
その愛用品は現在どんな状態ですか?
キズがある、糸がほつれてきているなど劣化してきていませんか?
もう劣化が激しくなってきたため、押し入れの中にあるなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お気に入りで長年愛用してきた相棒であるバッグが今やタンスの肥やしになってしまっているなんて悲劇ですよね。
どこに出かけるのにもいっしょだったあの頃のように戻りたくはありませんか?
そんなときは、プロの力を借りて修理してもらうことをおすすめします。
どんな修理ができるのか、カバン修理の基本を紹介していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
*****目次
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カバンの修理ときいて、いったいどんなことが修理できるのか、想像がつかない方もいるかもしれません。
カバンは形もブランドも、さらに製法などもさまざまで、さらに複数のパーツを組み合わせてできています。そのため、一口に修理といっても、それぞれのカバンの状態に合わせた最適な修理方法を選択しなければなりません。
カバンを知り尽くした職人だからこそ、最適な修理方法で大事なカバンを美しくよみがえらせることが出来るのです。
大事にしていたあのカバン、このカバンを、カバン職人の手でよみがえらせてみませんか?
ほとんどのカバンを持つときに必ず触れるのがハンドルです。
ゆえに、擦り切れたり汚れたりと劣化が進みやすいパーツになります。
そんなハンドルを補強・新しいものと取り換える修理です。
特殊な形状のものは難しいこともありますが、まずはご相談ください。
カバンを開閉するたびに動かすファスナーも劣化が進みやすいパーツの1つです。
劣化が進むと破れたり壊れたり、滑りが悪くなり開閉がスムーズにいかなくなったりしてしまいます。
そんなファスナーを新しいものに交換する修理です。
だいたいのファスナーは交換可能なのですが、特殊なものについては、可能な範囲で対応しますので、こちらもぜひご相談ください。
内袋(うちぶくろ)というのは、いわゆるカバンの裏地のことです。
カバンの中で荷物と常に接触しているパーツになるため、傷んでしまい破れてしまうことがあります。
この内袋も新しいものに交換することができます。
外はとてもきれいなのに中だけが破れてしまった、などという場合は、内袋だけを取り換えるということも可能です。
まず根革(ねがわ)とは?と疑問に思う方が多いと思います。
根革は、カバン本体と持ち手をつなげている小さな革のことを指します。
この根革はカバンの中でも負担のかかりやすいパーツで、ちぎれたり傷んだりしやすいのです。
修理のご依頼でも多い内容なのですが、縫い直したり交換することができますので、あきらめずご相談くださいね。
カバンのパーツ同士を縫い合わせている糸がいつの間にかほつれていて気になるなんてケースを経験したことがある方も少なくないはず。
この気になるほつれを元通り綺麗に縫い直す修理もあるのです。
このほつれ縫いは、外装だけでなく内装の場合でも直すことが可能です。
今回は、基本的なカバンの修理について紹介しました。
基本といっても「そんなところも修理してくれるなんて」と意外に思った方も多いのではないでしょうか。
職人の技術を駆使すれば、本当にさまざまなパーツの修理ができます。
修理やメンテナンスをすることで、大切なバッグを長く使うことが出来るようになります。古くなってしまったお気に入りバッグを捨てる前に、一度修理も考えてみてはいかがでしょう。
Graging Toolsでは、修理に関するご相談やお見積りもお受けしていますので、お気軽にお問合せください。
それでは、また。