Graging Toolsでは、皮革製品を職人が手作業で一点一点お作りしているからこその温かみがあります。
非常に手間と時間をかけて作っているものだからこそ、想いを大事に制作しております。
大量生産ではない一点物がどのように作られているかをご紹介いたします。
Graging Toolsでは、国内外のタンナーから質の高い皮革を仕入れています。 仕入れの際には、それぞれの製品によって、 最適な材料を見極め、長く愛される製品づくりに生かしています。
革には、傷や繊維の流れといった個体それぞれの特徴があり、一枚の革でもパーツによって裁断できる場所が異なります。 熟練の職人によって、革の特徴にあわせ、抜き型と呼ばれる金型でパーツごとに丁寧に裁断をしてまいります。
裁断されたパーツに穴をあけたり、革を薄くする割り漉き(革漉き)といった作業を行ったり、縫う前の下準備を施します。 この下準備の精度が、製品の出来上がりを左右する、とても大切な工程になります。
下準備が完了したら、ミシンで皮革製品を縫い上げていきます。 こちらの工程は、製品の品質を左右する重要な工程になるため、熟練の職人が一点一点、縫い上げていきます。 また、パーツによって手縫いで仕上げることもあります。
出来上がった皮革製品の細部にもこだわって、仕上げの作業 を行います。糸の始末や、艶出しなどは勿論、お客様の手元に最高の状態でお渡しできるように最終仕上げを行ってまいります。
最後に、検品作業を行います。主に、製造工程の間に生じてしまった傷や、縫い目にほつれなどの不具合がないか、 ジッパー部分などの開け口がストレスなく動くかなど、約10~30項目のチェック項目に従って作業を行います。
革の仕入れから検品作業までの長い工程を経て、Graging Toolsの商品が皆様のお手元に配送されます。 Graging Toolsの商品が、ご使用される方の人生に寄り添って、長くエイジングを楽しめる製品になれますように願っております。