みなさんこんにちは。
Graging Toolsです。
このブログでは、革製品の魅力やぜひ知っておいてほしい情報をお伝えしています。
さて、みなさんがリュックの素材を選ぶ時の基準は何でしょうか?
汚れに強い合皮やナイロン製のものが良い。
愛着のわくレザーを選びたい。
しっかりしたキャンパス生地や帆布製が好み、など。
色々な素材があり、それぞれ利点があれば欠点もありますよね。
なかでも今回は、「レザーリュック」に注目したいと思います。
まずは、リュック選びのポイントを5つご紹介します。
その上で、レザーリュックを選ぶメリットとデメリットを解説していきます。
素材は大きく分けて、本革、合成皮革、ナイロン、布地などがあります。
中でも汚れが気になるのはやはり布地や本革でしょうか。
雨や引っ掛かりによるシミやキズが大敵です。
合皮やナイロン製なら雑に扱って大丈夫かというと、そうとは限りません。
合皮でもポリウレタン樹脂を塗布したものは、使ううちに加水分解という現象が起こり、ひび割れや破れが起こることがあります。
使い勝手を重視するなら、外ポケットやバックパネルの有無を確認したいところ。
バックパネルとは、背中にあたる部分のことで、背中パットとも呼ばれますね。
バックパネルが付いていると、リュックの重さを分散してくれるので、体への負担が減少されます。
そして、外ポケットは使い勝手の良さの象徴。
頻繁に出し入れするスマートフォン、ICカードなどがすぐに取り出せます。
リュックの収納力は用途に合わせて選びましょう。
普段使いなら20L〜30Lがおすすめです。
マチの広さもチェック項目。
マチがないと、あまり収納力が高いとは言えません。
内ポケットや外ポケットが豊富だと、本体のスペースが確保できるので収納力がアップします。
重いリュックを背負い続けるのは疲れの元。
本革のリュックは繊維密度が高いためどちらかというと重くなりがちです。
また帆布製も意外と見た目より重いものがあります。
重さが気になる方は、合皮やナイロン製を選ぶ方が無難です。
頻繁に使うのであれば、耐久性は重要なポイントです。
ある程度重量に耐えられ、太くてしっかりしたショルダーストラップのリュックを選ぶとよいでしょう。
雨に濡れることによる劣化が最も心配だ、という方は合皮やナイロン製のものが安心です。
ただ、本革でも撥水加工されているものもありますので、一概に本革は水に弱く耐久性がないとは言えません。
リュック選びのポイントを踏まえた上で、ここからはレザーリュック選びの良し悪しをご紹介したいと思います。
レザーリュックの一番のデメリットは、水に弱いという印象があることでしょうか。
確かに本革のリュックに防水処理は必須と言えます。
耐久性のポイントでもお伝えしたとおり、今や撥水加工された製品があり、全てのレザーリュックが水に弱いわけではありません。
それでも、やはり雨が降りそうな場合は、必ず防水スプレーを吹きかけておきましょう。
防水スプレーには汚れ防止の効果もあるので、定期的に行うことで、レザーリュックの弱点を克服できるかもしれません。
他の素材に比べてキズやシミの心配が多い。
メンテナンスの必要がある、という点もレザーリュックのデメリットといえます。
わずかなキズくらいでしたら、保湿クリームを塗ることである程度目立たなくすることが可能です。
しかし深い引っ掻きキズなどは、残念ながら一度ついてしまったら修復は難しいでしょう。
そしてレザーリュックの寿命を伸ばしたいなら、お手入れも大切になってきます。
外から帰ってきたら馬毛ブラシでさっと埃を落とす、といった習慣がつくと理想です。
クリームなどを使ったお手入れは、月に一度のペースで大丈夫。
神経質に毎日やらなくてはいけない、ということではありません。
レザーリュックのメリットはやはりエイジング(経年変化)が楽しめることです。
革小物とは違って面積が広い分、年々深みが増していく魅力を感じることができます。
メンテナンスすること自体に喜びが見出せるなら、レザーリュックほど愛着が持てるものはありません。
使い続けることで、摩擦や日光、湿気などを吸収し、徐々にやわらかくなります。
ツヤがでてきて、渋い色味が出てくると風格が増していくのです。
リュックは両手を解放することができる便利なカバンですが、デザイン次第ではカジュアルになりすぎる傾向があります。
その点、上質なレザーリュックは、ビジネスシーンに活用することができます。
移動の際は背負って颯爽と動けます。
持ち手がついていれば、上席の方の前では咄嗟に手持ちに変更すれば良いのです。
カバンは見られていないようで、じつは周囲からの目線を集めがち。
レザーリュックそのものが「あなたの身なりの判断材料」になり得るのです。
清潔で手入れの行き届いたカバンを持つことは、人となりや品位を表現するアイテムと言えます。
レザーリュックは、キャンパス生地やナイロン製のものより、クールで上質な印象を与えてくれます。
好みの問題もありますが、ぜひレザーリュックにチャレンジしてみていただきたいです。
レザー製品は手をかければかけただけ、持つ人の個性を映してくれるからです。
Graging Toolsでも、魅力的な革製のバックパックをラインナップしています。
ビジネスシーンに限らず、毎日のショッピングに、旅のお供に、便利なレザーリュックを活用してくださいね。