【いくつ知ってる?】革製品を持つメリット・デメリット

みなさんこんにちは。

Graging Toolsです。

 

このブログでは革製品の魅力や豆知識、お役立ち情報をご紹介しています。

 

あなたが革製品に抱くイメージはどういったものでしょうか?

 

魅力的?それともデリケートで取り扱いが厄介?

 

確かに、革製品には特有のメリットやデメリットが存在します。

 

そこで今回は、革製品の魅力と残念なところをそれぞれピックアップしてみました。

 

あなたの感想といくつマッチするでしょうか。

 

 

 

**********目次

 

◎革製品のメリット

   ○唯一無二の模様

   ○耐久性が高い

   ○手触りのよさ

     ○経年変化(エイジング)が楽しめる

  

 

◎革製品のデメリット

   ○長く持つと乾燥する

   ○水に弱い

   ○カビが生えることがある

 

 

◎まとめ

 

**********

 

 

◎革製品のメリット

 

○唯一無二の模様

 

革製品の魅力は、世界に二つとない天然素材由来の模様が楽しめること。

言ってみれば、一点ものを持つという魅力でしょうか。

人工的ではなく、自然のままの表情が個性的で美しさを引き立てるのです。

それぞれの革の模様は、血筋やキメに基づきます。

血筋は、血管の痕が革に残ったもの。

合成皮革には全くあり得ません。

ぞれぞれの動物個体が独自に持つ血筋痕は、本革の証しであり、世界にたった一つの模様でもあるのです。

 

○耐久性が高い

 

お手入れさえすれば、革製品は半永久的に使える優れものです。

しなやかで柔らかいという革の特性が、外側からの圧力を受け流します。

熱にも強く、熱による劣化で脆くなることもありません。

定期的にクリームなどで潤いと栄養を補給してあげれば、革はその特性を存分に活かし、あなたのお供をし続けるのです。

 

○手触りのよさ

 

革は触った時の心地よさが魅力の一つです。

一言で言うなら、自然素材がもつ温かさ、でしょうか。

手に吸い付くようなモチッとした感触は革ならではの特徴です。

ぜひ、金属やプラスチック、合成皮革との違いを感じ取ってみてください。

 

○経年変化(エイジング)が楽しめる

 

革製品最大の魅力は経年変化(エイジング)だ、という方、多いと思います。

エイジングという言葉には、劣化という解釈が含まれますが、革の場合は少し意味合いがか変わります。

確かに革は使い込むほどに、擦り切れや黒ずみがでます。

その一方で、ツヤが増し、どんどん柔らかくなり、手にしっくり馴染んできます。

自分好みの色ツヤ、手触りになってくれたら最高。

持つ人の所有感を満たしてくれるのです。

 

 

 

◎革製品のデメリット

 

○長く持つと乾燥する

 

革製品のデメリット、それは他の素材と比べてデリケートな点。

革は時間とともに油分や水分が抜けて、そのまま放っておくと硬くなってしまいます。

硬くなるとシワが起きやすく、乾燥によるひび割れが起こることも。

革用のクリームで水分と油分(栄養)を与えてあげる必要があるのです。

 

○水に弱い

 

水がかかるとシミができやすい、というのも革製品のデメリットのひとつ。

自然素材ゆえ耐水性が良いというのが原因で、水膨れや型崩れを起こしやすいのです。

その他、色が変色したりムラができたり。

とにかく水は革製品にとって大敵。

革を美しく保つには水を避けるのが一番なのですが、普段使いの革製品ではそんなこともいっていられませんよね。

そこで活用したいのが防水スプレーや水を弾くロウ分を含む革用ケアクリーム。

日頃のお手入れさえ習慣になってしまえば、水から革製品を守ることは可能です。

 

○カビが生えることがある

 

革製品はカビが生えやすいと言えます。

カビの生える条件である、「栄養成分がある」からです。

革は動物性の性質で油分が含まれており、これがカビの栄養源になります。

カビが好むのは、湿気、高温、栄養成分。

ですから通気性の悪い、湿気の多い場所に革製品を保管していると、カビが生えてしまいます。

でも大丈夫。

万が一カビが生えてしまったら、カビ用クリーナーでケアをしましょう。

カビを除去できる可能性があります。

 

 

 

◎まとめ

 

何事も一長一短で、革製品も例外ではありません。

ただ、革製品の場合、デメリットとしたことも、考え方次第ではメリットになり得ます。

ダメージは、日頃のお手入れで防げるものばかりです。

愛すべき革を自分好みにカスタマイズする、育てるといった気持ちで接していただけたなら、プラスの要素に変わります。

モノを大切に長く使いたい、という思いに応えてくれるのが革製品なのです。

ぜひ愛着を持って、革製品と向き合ってみてください。

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